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特集 肛門部疾患診療のテクニック
知つておきたい肛門部の解剖と生理
Anatomy and physiology of the anal region
隅越 幸男
1
Yukio SUMIKOSHI
1
1社会保険中央総合病院大腸肛門病センター
pp.965-969
発行日 1986年6月20日
Published Date 1986/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209456
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肛門は繊細な構造をもち,排便という重要な仕事をうけもつている.肛門疾患の手術を行うにあたつては,疾患の治癒のみならず,肛門機能を損なわぬことが要求される.
そのためには肛門の解剖,生理を熟知しておかねばならない.肛門管,歯状線,肛門腺,肛門周囲の組織間隙,筋構造などについて,肛門疾患の手術にからめて,それらの重要性を述べた.
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