Japanese
English
臨床研究
原発性空腸癌4例の検討
Primary jejunal cancer:report of four cases and review of literature
岩本 末治
1
,
木元 正利
1
,
牟礼 勉
1
,
瀬尾 泰雄
1
,
今井 博之
1
,
清水 裕英
1
,
長野 秀樹
1
,
林 秀宣
1
,
笠井 裕
1
,
山本 康久
1
,
佐野 開三
1
,
小塚 一史
2
,
木原 彊
2
Sueharu IWAMOTO
1
1川崎医科大学消化器外科
2川崎医科大学消化器内科
pp.485-489
発行日 1986年4月20日
Published Date 1986/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209300
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はじめに
原発性小腸癌は,消化管にみられる悪性腫瘍の中では比較的まれな疾患で,特有の症状に乏しいうえ本腫瘍に対する認識の低さから,種々の診断法が進歩した現在でも発見が遅れることが多く,開腹時病変はすでにかなり進行し,したがつて予後も比較的不良な疾患である1).
今回我々は,原発性空腸癌の4例を経験したので,診断上の問題点とともに文献的考察を加えて報告する.
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