Japanese
English
今月の症例
1.原発性空腸癌の1例
I. Jejunal Cancer, Report of a Case
丸野 秀記
1
,
高尾 雄二郎
1
,
江頭 由太郎
1
,
島本 史夫
1
,
平田 一郎
1
,
大柴 三郎
1
Hidefusa Maruno
1
1大阪医科大学第2内科
pp.620-621
発行日 1994年6月25日
Published Date 1994/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105815
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
〔患者〕73歳,女性.主訴:嘔吐.現病歴:1988年6月ごろから,特に誘因なく腹部膨満感と全身倦怠感を自覚するようになった.膨満感は徐々に増強し,食後に胆汁を混じた食物残渣を嘔吐するようになった.近医を受診したところ,小腸造影で上部空腸の全周性狭窄を指摘され当科を紹介された.入院時検査成績では,軽度の鉄欠乏性貧血と低蛋白血症を認める以外著変を認めなかった.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.