Japanese
English
臨床報告
膝窩動脈外膜嚢腫の1治験例—CT,超音波検査による術前診断可能性について
A case of adventitial cystic disease of the popliteal artery
斎藤 敏明
1
,
宮本 康二
1
,
森 義雄
1
,
乾 博史
1
,
加藤 正夫
1
,
味元 宏道
2
Toshiaki SAITOH
1
1岐阜県立下呂温泉病院外科
2岐阜大学医学部第1外科
pp.259-263
発行日 1986年2月20日
Published Date 1986/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209264
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はじめに
膝窩動脈外膜嚢腫は稀な疾患で,本症の診断には血管造影が必須の検査であるが,術前に本症を診断するには困難なことが多い.われわれは最近,術前にCT及び超音波検査にて左膝窩動脈に嚢腫の存在を認め,術前診断が可能であり,手術により治癒した症例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
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