Japanese
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特集 肝内胆石に対する胆道ドレナージ手術
胆管空腸吻合術—私はこうしている
Side to side choledochojejunostomy
高橋 渉
1
,
伊勢 秀雄
1
,
新谷 史明
1
,
松野 正紀
1
Wataru TAKAHASHI
1
1東北大学医学部第1外科
pp.1647-1653
発行日 1985年12月20日
Published Date 1985/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209195
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肝内結石症における胆管空腸側々吻合術の適応と問題点を自験27例をもとに,病型ごとに述べた.遠隔成績不良6例の検討から,手術時すでに高度な肝障害のために次善の策として施行されたもの以外では確実な手術手技と手術操作をもつてすれば比較的良好な予後が期待できるものといえる.しかし,遺残結石が完全に消失したものは1例にすぎず,相当の長年月を要するものと考えられ,この間は外科医師の管理の下におくべきである.
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