Japanese
English
臨床報告
膝窩動脈捕捉症候群の2治験例と本邦40例の検討
Popliteal entrapment syndrome:report of two cases and study of 40 cases in Japan
松若 良介
1
,
大西 健二
1
,
秦 石賢
1
,
大久保 修和
1
,
岡村 弘光
1
,
小林 芳夫
1
,
塚口 功
2
,
佐藤 健司
2
Ryosuke MATSUWAKA
1
1大阪府立病院心臓センター
2大阪府立病院放射線診断科
pp.1421-1426
発行日 1985年10月20日
Published Date 1985/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209157
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はじめに
膝窩動脈捕捉症候群とは,膝窩動脈がその走行異常等のために周囲の筋肉により圧迫され下腿の血行障害をきたすまれな疾患である.本邦では,稲田ら1)が1972年に初めて報告して以来現在までに40例が報告されている.我々は最近本疾患の2例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
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