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特集 どこまで活用できるか新しい手術器械
超音波外科吸引装置—食道癌手術
CUSA in the operation for esophageal cancer
磯野 可一
1
Kaichi ISONO
1
1千葉大医学部第2外科
pp.1227-1233
発行日 1984年9月20日
Published Date 1984/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208799
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はじめに
超音波外科用吸引装置が作られたのは,1970年頃であり,カタラクタなどの眼科の手術に用いられたのが始めである.
その後,1976年頃から器械の改良が行われ,性能も大型化して,広く臨床に応用されるようになつた.1978年頃には,米国で脳外科の手術に取り入れられ,脳腫瘍の摘出,血腫の吸引除去に繁用されるに至つた.
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