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特集 最新の手術器械を使いこなす
超音波外科用吸引装置の使い方
Use of Ultrasonic Surgical Aspirator in Urologic Surgery
牛山 知己
1
,
鈴木 和雄
1
Tomomi Ushiyama
1
1浜松医科大学泌尿器科
キーワード:
超音波外科用吸引装置
,
腹腔鏡下手術
Keyword:
超音波外科用吸引装置
,
腹腔鏡下手術
pp.839-843
発行日 2001年9月20日
Published Date 2001/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413904507
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超音波外科用吸引装置は,ハンドピースの先端が超音波振動することにより組織を破砕・乳化する。弾性の乏しい組織が破砕されやすく,弾性に富む血管や神経などは温存されるという特徴を有するので,血管・神経周囲の剥離,肝臓手術,脳神経外科手術で特に有用性が高い。高周波焼灼装置に接続可能な機種や腹腔鏡下手術用のハンドピースも開発され,使用可能になっている。操作は,組織にある程度の緊張をかけ,ハンドピースで"つつく"ようにしたり,"なぞる"ようにする。操作が同じ部位に集中したり,大血管や腫瘍に近づきすぎないように注意する。
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