Japanese
English
特集 Controversy;皮切と到達経路
下部食道・噴門部癌
The incision and approach for carcinoma of lower esophagus and cardia of stomach
西 満正
1
,
加治佐 隆
1
Mitsumasa NISHI
1
,
Takashi KAJISA
1
1鹿児島大学医学部第1外科
pp.1321-1325
発行日 1982年9月20日
Published Date 1982/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208112
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
癌に対する適正な手術を完逐するためには癌巣の完全な切除と十分なリンパ節郭清術,および術後機能のよい安全な再建法が可能な皮切と到達経路を選択しなければならない.
一般に下部食道噴門部への到達経路は,1)開胸・開腹(別個),2)開腹・開胸(連続),3)開胸・横隔膜切開,4)開腹・単独,5)開腹・横隔膜正中切離(retractor使用を含む),6)開腹・胸骨縦割・横隔膜正中切離,などがあり,開胸に関しては右開胸か左開胸かも選択の問題となる.
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.