Japanese
English
臨床報告
迷入膵より発生した胃壁内嚢腫の2例
Two cases of gastric cyst originating in aberrant pancreas
生駒 夏彦
1,2
,
堀向 憲治
1,2
,
大久保 真二
1,2
,
所 昌彦
1,2
,
伊藤 保源
1,2
,
星 昭二
3
,
桜井 護
3
,
褚 賛発
4
,
大井 成子
4
Natsuhiko IKOMA
1,2
1静岡済生会病院外科
2現:生駒外科病院
3静岡済生会病院中検病理
4静岡済生会病院内科
pp.281-285
発行日 1982年2月20日
Published Date 1982/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207901
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はじめに
胃嚢腫は稀な疾患であり,病理組織学的には多彩で,文献上種々の症例が報告されている.著者らは最近迷入膵より発生した胃嚢腫の2手術例を経験した.胃迷入膵は粘膜下腫瘍としては比較的よく経験される疾患であるが,嚢腫化したものの報告は少ない.そこで自験例を報告し,若干の文献的考察を加えてみた.
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