座談会
熱傷治療におけるControversy—私はこうしている
八木 義弘
1
,
相川 直樹
2
,
青山 久
3
,
鵜飼 卓
4
,
難波 雄哉
5
1順天堂大第2外科
2済生会神奈川県病院外科
3社会保険中京病院形成外科
4関西労災病院重症治療部
5長崎大形成外科
pp.1706-1720
発行日 1979年11月20日
Published Date 1979/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207320
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熱傷治療の最近の進歩は,ショック対策と輸液,全身状態の変化と代謝,栄養補給等,全身性疾患としての面に目が向けられるようになり,加えて,局所療法剤や輸液処方にも続々新たなものが関発され,飛躍的な治療成績の向上をもたらしております.
折しも本年5月10日,11日の両日,第5回日本熱傷学会が長崎で開催され,最新の知見をもとに,現時点での熱傷治療のトップレベルの論議が展開されました,そこでこの期に学会の主要メンバーであり,第一線の熱傷治療で活躍されておられる先生方にお集りいただき,一般の外科医のために,具体的な局面に即した最新の熱傷治療と考え方につき討論していただきました.
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