グラフ 外科医のためのX線診断学・15
心・大血管造影
松山 正也
1
,
鈴木 豊
1
,
渡部 恒也
1
,
栗林 幸夫
1
,
杉原 政美
1
1東海大学医学部放射線科
pp.1061-1067
発行日 1979年7月20日
Published Date 1979/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207235
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右心室造影 正常像
右心室は正面ではほぼ三角形をなしていて肉柱の比較的よく発達した内腔の広い洞部(流入路)と,内腔の狭い漏斗部(流出路)に分けられる.側面では三尖弁輪のやや上方に両者の境界をなす室上稜が認められる.肺動脈弁は右・前・左半月弁の三弁よりなり肺動脈洞を形成するが,収縮期には弁尖をはつきり認めることはできない.
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