座談会
消化性潰瘍に対する迷切術をどうするか
青木 照明
1
,
関根 毅
2
,
渡辺 英生
3
,
松木 久
4
,
武藤 輝一
4
1慈恵医大2外
2東北大1外
3徳島大1外
4新潟大1外
pp.230-244
発行日 1978年2月20日
Published Date 1978/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206898
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消化性潰瘍に対する迷切術はDragstedt,Owensの手術から僅か30年足らずの間に急速にその普及がなされてきた術式のひとつである.
とくに日常,消化性潰瘍に遭遇するケースの多い本邦の外科医にとつては,多くの利点を有するこの手術への関心は高い.しかしその適応や手技をめぐつて微妙な意見の相違があるのも事実であり,今なお極めて今日的な課題でもある.この座談会では,さらに発展,研究途上にある迷切術をめぐつて文字どおりこの領域の第一人者に御参加いただき最も新しいstanding pointからその所見を開陳していただいた.
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