Japanese
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手術手技
非開放性一層断端吻合によるわれわれの大腸吻合法
Techniques of closed single layer-to-layer anastomosis of large intestine
松林 冨士男
1
,
土屋 喜哉
1
,
佐藤 薫隆
2
Fujio MATSUBAYASHI
1
1日本医科大学第2外科
2佼成病院外科
pp.635-639
発行日 1977年5月20日
Published Date 1977/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206740
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はじめに
われわれはほとんどの消化管に著者等の創案した,非開放性の一層端断吻合を行ない,良好な成績を納めている.本法を大腸の吻合に行なう場合,特に細菌の多い下部消化管内容に汚染されぬばかりか,血管の豊富な粘膜下組織面を確実に合わせる吻合が可能であるので,従来の二層吻合よりも縫合不全も少なく,吻合の技術的な面では,狭小な骨盤腔内での吻合にも便利である.
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