Japanese
English
臨床報告
びまん性にみられた胆嚢Papillomatous Cholesterosisの稀なる1例
A case of diffuse papillornatous cholesterosis of the gallbladder
萩原 信宏
1
,
三品 寿雄
1
,
平尾 雅紀
1
,
早坂 真一
1
,
佐藤 富士夫
2
Nobuhiro HAGIWARA
1
1北海道勤労者医療協会札幌病院外科
2北海道勤労者医療協会札幌病院病理
pp.99-102
発行日 1975年1月20日
Published Date 1975/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206176
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はじめに
胆嚢粘膜に黄白色の斑点が散在するが,あるいは粟粒大から米粒大のポリープ状突出を有する胆嚢は,胆嚢コレステロージスと呼ばれる.
報告者によつては「苺様胆嚢」1,2),「絣様胆嚢」3-5)等,種々の名称が使われるが,同一のものである.本邦ではその名称は,次第に肌嚢コレステロージスに統一されてきている4).
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