クリニカル・カンファレンス
急性下肢静脈血栓症をどうするか
阪口 周吉
1
,
古川 欽一
2
,
上野 明
3
,
桜井 健司
4
,
牧野 永城
4
1慶応義塾大学外科
2東京医科大学第2外科
3東京大学胸部外科
4聖路加国際病院外科
pp.1316-1332
発行日 1974年11月20日
Published Date 1974/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206143
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《症例》
患者 61歳,♀
病歴 入院前日の朝から患者は腰部および左下腿にかけての疼痛に気づき,これが立位,歩行で漸次増強してきた.入院当日は起床時左下肢の暗赤色の腫脹,疼痛が出現し,歩行不能となつたので整形外科外来を受診したが急性の静脈疾患を疑われ,外科に転科,入院した.
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