Japanese
English
臨床研究
漏斗胸外科15年の知見(その2)—術後成績および長期予後
Fifteen years surgical experience of funnel chest:Long-term result
浅井 康文
1
,
樫野 隆二
1
,
池田 晃治
1
,
和田 寿郎
1
Yasufumi ASAI
1
1札幌医科大学胸部外科
pp.85-90
発行日 1974年1月20日
Published Date 1974/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205962
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はじめに
1972年8月末までに当科外来を訪れた漏斗胸患者は518例に達し,このうち331例に手術を行なう機会を持つた.術式は胸骨挙上法(Brown氏法)1),それに教室で考案した胸骨飜転術(Sternoturnover)2),および非対称例に対する肋壁成形術(Costoplasty)2)である.漏斗胸の成因,臨床所見,手術適応,手術法および合併症などについては報告したが3),本編ではこれら3つの手術法の術後成績,長期観察結果を患者の評価の面から述べ,あわせて文献的考察を行なつた.
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