Japanese
English
症例
完全房室ブロック患者の後腹膜腫瘍摘出経験—カテーテルペースメーカーの一時的使用
Extirpation of retroperitoneal tumor temporarily utilizing an intravenous pacemaker in a patient with complete A-V block
阿岸 鉄三
1
,
三田 俊彦
1
,
石神 襄次
1
,
吉田 浩
2
,
津島 昭平
3
,
森川 定雄
4
,
春井 正資
5
Tetsuzo AGISHI
1
1神戸大学医学部泌尿器科
2神戸大学医学部第1内科
3神戸大学医学部第2外科
4神戸大学医学部麻酔科
5神戸大学医学部病院中検
pp.423-427
発行日 1973年3月20日
Published Date 1973/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205773
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はじめに
完全戻室ブロックを有する患者に対する外科手術は,麻酔導入時や術中出血時などの心搏出量増大を要請される場合,それに応じえないことのため,かなりの危険にさらされることが少なくない.
最近の医用エレクトロニクスの発展は,cardiac pa-cingを比較的容易かつ安全性の高いものとしている.
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