Japanese
English
論説
食道の動態とその臨床—第1篇 食道噴門の生理的動態
Physiological and clinical studies of the esophagus:Physiological dynamics of the esophago cardiac junction
佐藤 博
1
,
平島 毅
1
,
西村 明
1
,
塩田 彰郎
1
,
田 紀克
1
,
佐々木 守
1
,
原 輝彦
1
,
大山 修身
1
,
三好 弘文
1
Hiroshi SATO
1
1千葉大学佐藤外科
pp.249-253
発行日 1970年2月20日
Published Date 1970/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205042
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はじめに
食道噴門部の動態についての研究は,近年エレクトロニックスの医学への応用と相まつて,ますます盛んになつて来ている.教室においても過去数年来,食道疾患の鑑別診断,手術の適応,さらに手術効果の判定等につき,食道の動態を電気内圧曲線の測定から観察しているので,その研究の一端を報告する.われわれの行なつている方法については,すでに詳細な報告があるので省略するが,いわゆるopen tipped法によつて食道の電気内圧曲線を測定している.
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