手術手技
フアロー氏四徴症の根治手術—とくに右心流出路形成法を中心として
堀内 藤吾
1
,
小山田 恵
1
,
阿部 忠昭
1
,
石戸 谷武
1
,
李 好七
1
,
石川 茂弘
1
,
横山 安那
1
,
日野 博光
1
,
松岡 茂
1
,
田中 茂穂
1
,
岡田 嘉之
1
,
佐藤 成和
1
,
栗林 良正
1
Tôgo HORIUCI
1
1東北大学医学部第2外科
pp.1815-1822
発行日 1968年11月20日
Published Date 1968/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204739
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はじめに
ファロー氏四徴症の外科治療の本質は,心室中隔欠損の完全閉鎖と肺動脈狭窄の完全除去につきる.前者については二重心膜縫着法の優秀性をすでに紹介したが1),後者については種々未解決の問題が多い.本論文では,主として,この右心流出路形成に対するわれわれの考えをのべ,手術手技について詳述してみたい.
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