Japanese
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特集 手と足の外傷
手と足の骨折と脱臼—特にその初療と予後
Common fractures and dislocations of the hand and foot:the points of their management to get better results
高木 常光
1
Tsunemitsu TAKAGI
1
1自衛隊中央病院診療第6部
pp.997-1004
発行日 1968年6月20日
Published Date 1968/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204627
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はじめに
手はつかみ,握り,はさみ,つまみ,ひねる働きを主とし,足はしつかり体重を支え,Balanceをとり,身体を前方に移動するため前足部で地を後方に蹴る働きを主とする.したがつて治療の目標はこれらの働きが滑らかで痛みがなく行なわれるようにすることにあるから,はじめからそれに適した治療をdesignしなければならない.よく使うことのできる手,しつかり地についた足,これが達せられなければ回復したとはいえない.
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