連載 ケースレポートを書こう! acceptされるために必要なこと・8
査読の流れと“心折ポイント”
八幡 晋輔
1,2
,
見坂 恒明
3,4
1神戸大学大学院医学研究科医学教育学分野地域医療教育学部門
2神戸大学医学部附属地域医療活性化センター
3兵庫県立丹波医療センター地域医療教育センター
4神戸大学大学院医学研究科医学教育学分野地域医療支援学部門
pp.2215-2218
発行日 2020年11月10日
Published Date 2020/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227319
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ケースレポートを無事投稿し,ほっとしているのも束の間.投稿したケースレポートは査読を受け,再度自分の手元に返ってくる.査読者とのやりとりには,心が折れそうになるポイントが複数存在している.しかし,そのやりとりはケースレポートをより良いものとするための,貴重なプロセスである.査読者は“親切”に改善点を指摘してくれているのである.読者の皆様が,少しでも心穏やかに,楽しみながら査読者とのやりとりを行うことができるよう,具体的に誰もが経験する“心折(しんせつ)ポイント”を例示しながら,概説したい.
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