Japanese
English
論説
イレウスの診断と治療
Diagnosis and treatment of intestinal obstruction.
四方 淳一
1,2
,
山上 明倫
1,2
,
杉原 礼彦
1,2
,
浮島 仁也
1,2
,
武田 昭信
1,2
,
千葉 勝二郎
1,2
,
松尾 泰伸
1,2
,
村上 博俊
1,2
,
高橋 正樹
1,2
,
早川 勲
1,2
,
本山 博信
1,2
,
黒田 慧
1,2
Jun-ichi SHIKATA
1,2
1東京都立墨東病院外科
2東京大学
pp.329-336
発行日 1965年3月20日
Published Date 1965/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203557
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Ⅰ.はじめに
イレウスとはいろいろの原因により腸管内容の通過が閉塞状態を来す疾病であり,これによつて重篤な全身症状を来すので,なるたけ早く診断を下し,治療方針を決定しなくては生命にかかわるものである.
著者らは"急性腹症"をハウプト・テーマとして研究しているが,今回はイレウスの問題をとりあげた.墨東病院外科におけるイレウスの統計をとつてみると,その死亡率がかなり高いことを反省しているので,これを中心としてイレウスの診断と治療について述べてみよう.
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