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集談会
平間 栄生
1
,
青柳 芳昭
2
,
渡辺 和雄
3
,
岡部 郁夫
4
,
伊藤 庸二
5
,
小原 昭
6
,
林田 健男
3
,
三穂 乙実
5
,
小林 茂
7
,
西垣戶 和雄
8
,
神田 三男
9
,
山内 弘二
10
1東京医歯大第二外科
2千葉大中山外科
3東大分院外科
4日大若林外科
5慈大大井外科
6日大第一外科
7東大清水外科
8東邦大第二外科
9国立東一外科
10日大今尾外科
pp.470-471
発行日 1960年5月20日
Published Date 1960/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202605
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第579回東京外科集談会
1)初めて山形県人に証明されたフイラリヤ症例
山形県にうまれ他府県に移動したことのない26歳男.16歳頃より無痛性の右下肢腫脹に気付き,国立病院において象皮症の診断で手術を受けたが,3月後に歩行障害のない同様症状現わる.29歳に至り根治手術すべく入院.左側は正常であるが右下肢は腫脹し,尿はやや溷濁.血液所見は好酸球増多以外は正常.静脈血による染色でフイラリヤは発見し得ず,象皮症の診断でHoudleyの手術施行.経過良好,退院.組織学的に真皮にも浸潤したフイラリヤ発見.
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