Japanese
English
統計
癌によるイレウス1053例について
Intestinal obstruction caused by Cancer, chiefly on the statistical review of 1053 cases in Japan
渋谷 彰一
1
Shoichi SHIBUYA
1
1日本医科大学齊藤外科
1Dept of Saito's surgical clinic Nippon Medical college
pp.691-699
発行日 1958年7月20日
Published Date 1958/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202215
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緒 言
昭和10年より28年の約19年間に於ける本邦全国大病院報室から集めたイレウス症例12,266例から癌によるイレウス643例を拾い出して統計的観察を試み報告した(昭30年).引き続いて昭和29年以降32年迄の約3年半に於ける同様な調査を行う機会を得た.この度は5,493例を集める事が出来たがその中から410例の癌によるイレウス例を拾い出しその後の推移を窺う可く統計的観察を試みた.すなわち前回の643例と今回の410例,計1,053例について調査検討を加える事になつた.
(本統計資料中には外ヘルニア嵌頓症及び化膿性腹膜炎例は除かれてある).
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