Japanese
English
症例
腸管嚢腫様気腫の1例
A Case of Pneumatosis cystoides intestinalis
菊地 喬
1
Takashi KIKUCHI
1
1国立弘前病院外科
1Hirosaki National Hospital, Surgical Department
pp.659-660
発行日 1957年8月20日
Published Date 1957/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202032
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- Abstract 文献概要
腸管嚢腫様気腫は1825年Meyer氏が初めて豚の小腸に小嚢胞のあるのを発見し,之に与えた名称で,人間の腸管に之と同様の嚢胞を観察し発表したのは1876年Bang氏を以て始めとする.爾来Creese氏は1951年まで世界の丈献から210例,Sherwin氏は1952年まで米国に於ける43例を報告しており,本邦に於ても紺田氏は昭和27年まで77例を報告している.余も最近本症の1例に遭遇したので文献的考察を加えて報告する.
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