Japanese
English
綜説
静注麻醉時の呼吸停止に対するテラプチクの効用経驗
Teraptic Effectiveness for Difficulty of Breathing during Anesthesia by means of Intravenous Injection
江口 健男
1
,
井 昭成
1
,
森岡 亨
1
,
林田 隆輔
1
Takeo EGUCHI
1
1熊本大学医学部第二外科
1Second Surg. Medical Department Kumamoto University.
pp.131-135
発行日 1955年2月20日
Published Date 1955/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201576
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I.まえがき
Evipan Natriumが発表され,これがあらゆる領域の臨床家の試用検討を受け,その麻酔薬としての卓越性に就いて確固たる承認が得られたのを契機として,バルビツール酸剤の改良,進歩は誠にめざましいものがある.
特にそのultrashort actingという点に関する方面の努力は並々なものでなく,ついに現今の如く種々の製品をみ,おそまき乍らわが国でもこれらの薬品が国産化され,提供される段階に来た.
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