Japanese
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綜説
蝮咬症における血中溶在性SH基の変動とSH剤の効果について
Alteration of Solubled SH Base in Blood and the Effect of SH Agent on Bitting by Japanese Veper"Mamushi."
片山 洋平
1
Yohei KATAYAMA
1
1京都大学医学部公衆衛生学教室
1Dept of Public Health Kyoto University. School of Medicine
pp.489-492
発行日 1954年8月20日
Published Date 1954/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201476
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はしがき
本誌第7巻第7号に,蝮咬症に対する「ハイポ」動注療法の効果について発表以来蝮咬症に関して,更に研究を続け,ハイポ動注の有効性は,蝮蛇毒が生体の血中SH基に与える影響を防止することにあるではなかろうかと考え,これを実験的に追求すると共に其他のSH基の有効性についての比較検討を行つた.
尚今迄に取扱つた蝮咬症の臨床例について治療方法別の治療日数を比較すれば,第1表の如くである.
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