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集談会
pp.605
発行日 1953年10月20日
Published Date 1953/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201320
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第519回東京外科集談会 28.7.18
1)自発性壞疸に対する最近の保存療法成績
慶大外科 亀谷 壽彦・他
本症に対して,(1)2%食塩水の滴点靜注,(2)20〜 40mgイミダリンの滴点靜注,(3)ノボカインにより腰 部交感神経遮断,等を單独或は合併して行い其の治療効 果を檢した.食塩水靜注の作用機序は血液成分のアンバ ランス調整であり,イミダリンは全身的血管拡張剤とし て作く.何れか單独で効果の無い場合は併用により良好 である.其の際(1)+(2)は軽症に,重症には更に(3)を 併用する.
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