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集談会
pp.159-160
発行日 1953年3月20日
Published Date 1953/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201219
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第513回東京外科集談会 27.12.20
1)積極的酸素療法により救い得た一酸化炭素中毒の1例 日本医科大斎藤外科 犬養 功
26歳 医師 睡眠中ガス漏洩のため一酸化炭素中毒を起し諸反應遅鈍意識,消失,失禁,Cheyne-Stokes氏呼吸の状態にあつた。挿管による酸素送入による人工呼吸,潟血と共に多量(1.700cc)の酸素飽和加血液の頸動脈,股動脈より注入により救命。爾後何等の精神症状域は後貽症を呈することが無かつた。
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