Japanese
English
症例
葉間部分膿胸の1例
One Case of an Encapsulated Empyema in the Interlobar Fissure
関口 一雄
1
,
中崎 忠純
1
Kazuo SEKIGUCHI
1
,
Tadazumi NAKAZAKI
1
1國立宮城療養所
1Miyagi National Sanatorium
pp.725-726
発行日 1952年11月20日
Published Date 1952/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201148
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- Abstract 文献概要
人工気胸術施行中滲出性肋膜炎を併発し,結核性膿胸に移行することは我々も相当経験する所でありますが,葉間肋膜炎は比較的稀な疾患とされ,此が更に葉間膿胸となることはごく稀である.私は最近人工気胸後葉間肋膜炎が膿胸に移行し,更に濃縮してレ線上結核腫の如き像を呈した1例を経驗したので茲に報告する.
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