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集談会
pp.522-525
発行日 1952年10月20日
Published Date 1952/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201117
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第54回北陸外科集談会
26.7.26 於金沢大学
1)進行性悪性貧血症に対して脾臓剔出を行い好影響を與え得た1例に就いて
久留外科 新川茂雄
24歳,男子,術前鍮血,肝臓製剤無効.血液所見,赤血球数646.000,血色素量(ザーリー)20.6%,血色素係数1.42,白血球数3.180,出血時間1時間22,30"等を示し心悸元進,呼吸促追等を認めた.脾臓剔出後は一般状態可良となり,赤血球数1.910.000,血色素量41%血色素係数1.07,白血球数6.500,出血時間6分10秒等と著しく好轉し,術後1カ年の現在尚一般状態可良.
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