Japanese
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症例
マムシ咬傷(及び毒虫刺傷)に対するハイポ動注療法について
The Natrium Thiosulfate (10%) Injection Treatment in the Arterien for the Bite of the Viper (and the Vermin)
片山 洋平
1
Yoyei KATAYAMA
1
1滋賀縣坂田郡柏原診療所
pp.357-360
発行日 1952年7月20日
Published Date 1952/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201058
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マムシ咬傷(及び毒虫刺傷)に対するハイポ動注療法について少例では有るが報告す.
私は終戰後,愛知縣の片田舎にて開業し,又昨年より滋賀縣柏原の診療所に勤務して居るが,地域的関係上,毎年初夏より秋にかけてマムシの咬傷及び,百足,蜂に刺される患者が比較的多く,特にマムシは地方によつては,その経過100日と云われ,種々の文献も読み,良いと思われる治療法を行つても,満足すべき結果が得られなかつた.
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