Japanese
English
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半身不随症に対する上頸部交感神経節切除術の効果檢討
Effect of the Superior Cervical Sympathic GanGlionectomy for Hemiplegic Patients
原子 謙二
1
Kenji HARAKO
1
1國立弘前病院外科
1Surgery of National Hirosaki Hospital
pp.30-31
発行日 1952年1月20日
Published Date 1952/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200958
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(1)序言 脳溢血及び脳軟化症は我が國に於て非常に多い疾患であつて,その死亡率は殆ど全結核症に次ぐ地位を占めている.昭和24年の日本外科学会総会に於て,岐阜の村上氏は「罹患脳側上頸交感神経節切除による半身不随治驗」と題して,多数症例の手術効果を述べている.私ほこの疾患の重要性にかんがみて,今春からこの手術法をとりあげ,現在迄に40例を追試することができたので,未だ少数例ではあるが,主として手術効果の実態を述べその檢討を行いたい(症例表I略).
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