Japanese
English
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血液銀行と其の必要性に就て
The Blood Bank and its Necesity
井上 權治
1
Kenji INOUYE
1
1九州大學醫學部第二外科教室
1Medical Dept, Kyusyo Univ.
pp.481-483
発行日 1949年9月20日
Published Date 1949/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200524
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近着のアメリカ文献を繙いて見ると,外科,特に内臓外科領域に於て輪血が頻繁に,而も從耒吾々が考えも及ばなかつた樣な大量に使用されている事に気が付く. Whippleが最近40年間に於ける外科治療学の劃期的進歩の原因と思われるものを,種々の項目に分類して合衆國に於て指導的立場にある外科医の意見を求め,多数の返答を綜合した所,各項目の重要性は,次の樣な順序となつてゐる. 即ち
(1)輸血,(2)術前術後処置,(3)栄養学的研究及び麻醉法,(4)蛋白,体液,電解質の研究,(5)化学療法(6)新技術
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