臨牀例
折れた注射針に依る胸壁Schloffer氏腫瘤の1例
小野 百之助
1
1京都大學外科第二購座
pp.116
発行日 1948年3月20日
Published Date 1948/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200304
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症例,24歳の男子
7歳時右濕性肋膜炎にて穿刺を受け,其の際誤つて注射針折れ,摘出手術を受けたることあり。
約40日前より右肩緊張感あり,更に2週間前より,右胸背下部に無痛性腫脹のあるのに氣付き,其の頃より時々盗汗を訴ふ。
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