必見! 完全体腔内再建の極意・12
幽門側胃切除術後再建―Roux-en-Y再建(リニア+手縫い)
笠間 和典
1
Kazunori KASAMA
1
1四谷メディカルキューブ 減量外科センター
pp.338-344
発行日 2014年3月20日
Published Date 2014/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104986
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■■はじめに
幽門側胃切除術後の再建はB-Ⅰ,B-Ⅱ,Roux-en-Y法と様々な様式があるが,われわれは2002年に重症肥満に対する腹腔鏡下Roux-en-Y胃バイパス術をわが国で初めて施行してから,腹腔鏡下幽門側胃切除後の再建も完全腹腔鏡下に行うRoux-en-Y法を積極的に行ってきた.本稿ではわれわれの行っている幽門側胃切除後のリニア・ステイプラー(LS)と手縫いを用いた再建方法を紹介する.
以下,エシェロン:ジョンソン・エンド・ジョンソン製リニア・ステイプラー,エシェロンW:エシェロンホワイトカートリッジ,エシェロンB:エシェロンブルーカートリッジ,エンドGIA:コヴィディエン製リニア・ステイプラー,GIA-P:エンドGIAパープルカートリッジ,GIA-C:エンドGIAキャメルカートリッジ,とする.
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