Japanese
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特集 術後の血管系合併症―その診断と対策
術後の肺動脈塞栓―治療のコツ
Pulmonary artery thromboembolism after surgery: essence of treatment
猪瀬 崇徳
1
,
宮崎 達也
1
,
鈴木 茂正
1
,
田中 成岳
1
,
国元 文生
2
,
桑野 博行
1
Takanori INOSE
1
1群馬大学大学院病態総合外科学
2群馬大学医学部附属病院集中治療部
pp.158-163
発行日 2013年2月20日
Published Date 2013/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104456
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【ポイント】
◆肺血栓塞栓症の発症頻度は低いものの,わが国でも増加傾向にあり,発症すると重篤な状態に陥る.
◆肺血栓塞栓症に対しては抗凝固療法が治療の基本であり,禁忌でない限り速やかに開始することが肝要である.
◆残存した静脈血栓からの再発は重要な予後規定因子であり,再発予防を行うことは非常に重要である.
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