特集 外科医のための癌診療データ
臓器別最新データ
9.大腸癌
大腸癌の診断
今井 裕
1
,
川田 秀一
1
,
市川 珠紀
1
,
杉野 吉則
2
Yutaka IMAI
1
1東海大学医学部専門診療学系画像診断学
2慶應義塾大学医学部予防医療センター
pp.245-249
発行日 2012年10月22日
Published Date 2012/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104323
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覚えておきたいデータ
◆大腸癌の診断で便潜血が陽性であれば,精密検査としてX線注腸造影検査,内視鏡検査のほかにCT colonographyがある.
◆内視鏡検査による拡大観察は,過形成,腺腫,癌の診断ができ,さらに,m癌とsm癌との識別も可能である.
◆表面型早期癌の解剖学的分布は進行癌の分布ときわめて類似しており,表面型腫瘍の検出が重要である.
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