特集 次代のMinimally Invasive Surgery!
扉
pp.597
発行日 2012年5月20日
Published Date 2012/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104056
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外科手術においてminimally invasive surgeryの重要性がうたわれて久しくなった.理想的な手術とは,術前(病気が発生する前の健康な状態)と術後のQOLが変わらないものだと考えられる.しかしながら,外科手術においては,生体にメスが入り,特に癌手術では臓器(組織)損失も余儀なくされる.手術は,アプローチ,切除,再建といった要素で構成されているが,それぞれにminimally invasive procedureがあってよいはずである.また,endoscopic procedureはアプローチだけの“minimally”ではないのか,といった疑問も生じている.
本特集では,各疾患手術において何が“invasive”なのかを明らかにし,アプローチ,切除,再建の構成要素別に,何が“minimally invasive procedure”になるのか,その方向性を論じていただいた.
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