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特集 消化器外科のドレーン管理を再考する
肝切除術後のドレーン管理
The management of abdominal drainage after liver resection
高野 公徳
1
,
阿部 雄太
1
,
尾野 大気
1
,
横山 卓剛
1
,
木原 優
1
,
島津 元秀
1
Kiminori TAKANO
1
1東京医科大学八王子医療センター消化器外科・移植外科
pp.348-353
発行日 2012年3月20日
Published Date 2012/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103989
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【ポイント】
◆肝切除後のドレーン留置の有用性については否定的な論文が多いにもかかわらず,依然として多数の施設で留置されている.
◆肝切除後のドレーンは,適切な症例に限れば省略や早期抜去が可能であることが示されており,各施設で実践されつつある.
◆肝切除後においてはドレーンを留置することで合併症の重症化を防げることもしばしば経験するため,ドレーン管理を含めた注意深い術後管理が求められる.
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