ポイント画像で学ぶ腹腔鏡下低位前方切除術・2
内側アプローチから外側アプローチ―脾彎曲の授動を含む
長谷川 傑
1
,
篠原 尚
2
,
松末 亮
1
,
大越 香江
1
,
山田 理大
1
,
河田 健二
1
,
川村 純一郎
1
,
坂井 義治
1
1京都大学大学院医学研究科外科学講座消化管外科分野
2虎の門病院消化器外科
pp.238-245
発行日 2012年2月20日
Published Date 2012/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103954
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■はじめに
前月号の連載第1回で,腹膜切開から中枢側血管の処理までについて述べた.第2回は中枢血管処理後の,内側・外側アプローチによる左側結腸間膜の授動操作について述べる.本ステップの大部分は生理的癒着面の剝離操作なので,正しい層さえ見失わなければ,基本的に鈍的に剝離を進めることができる.
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