Japanese
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臨床報告
原発性胆囊管癌と早期胃癌の同時性重複癌の1例
A case of synchronous cystic duct primary carcinoma and early gastric cancer
徳光 幸生
1
,
山本 達人
1
,
北村 義則
1
,
安藤 静一郎
1
,
齋藤 哲朗
2
,
都志見 久令男
1
Yukio TOKUMITSU
1
1医誠会都志見病院外科
2医誠会都志見病院消化器内科
キーワード:
原発性胆囊管癌
,
早期胃癌
,
重複癌
Keyword:
原発性胆囊管癌
,
早期胃癌
,
重複癌
pp.577-582
発行日 2010年4月20日
Published Date 2010/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103041
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はじめに
原発性胆囊管癌は比較的稀な疾患で,解剖学的位置関係からも術前診断が困難であり,かつ病態や術式についても十分な知見が得られているわけではない.さらに重複癌の本邦報告例はきわめて稀である1).今回われわれは,術前診断ならびに治癒切除し得た原発性胆囊管癌と早期胃癌の同時性重複癌を経験したので,若干の文献的考察を加えてこれを報告する.
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