Japanese
English
臨床報告
100歳の患者に対する大腸癌手術の1例
Colon cancer surgery in a 100-year-old woman
信久 徹治
1
,
二階堂 量子
2
,
藤澤 真義
3
,
呉本 良雄
4
,
甲斐 恭平
1
,
佐藤 四三
1
Tetsuji NOBUHISA
1
1姫路赤十字病院外科
2姫路赤十字病院臨床研修医
3姫路赤十字病院病理
4クレモト外科
キーワード:
超高齢者
,
大腸癌
,
開腹術
Keyword:
超高齢者
,
大腸癌
,
開腹術
pp.1645-1648
発行日 2008年11月20日
Published Date 2008/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102391
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
2007年9月,100歳以上となる高齢者は全国で3万2295人と,はじめて3万人を突破した1).しかし,100歳以上の超高齢者に対する治療は標準治療に対しても積極的ではないのが現状と考えられる.100歳以上の悪性腫瘍患者に対する待機的開腹手術の本邦報告例は7例のみである.
今回,われわれは100歳の横行結腸癌症例に対して手術を施行し,術後13日目に退院させ得たので報告する.
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.