Japanese
English
臨床報告 1
ショックをきたした小児の急性胃軸捻転症の1例
A case of a child with acute gastric volvulus in a shock state
藤田 昌久
1
,
南 智仁
1
,
松本 潤
1
,
高西 喜重郎
1
,
岩田 要
1
Fujita Yoshihisa
1
1東京都立府中病院外科
キーワード:
急性胃軸捻転症
,
急性腹症
,
胃瘻造設術
Keyword:
急性胃軸捻転症
,
急性腹症
,
胃瘻造設術
pp.1407-1410
発行日 2003年10月20日
Published Date 2003/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101541
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はじめに
胃軸捻転症は急性と慢性の経過をとるものが知られている1,2).慢性型は新生児,乳児の嘔吐を呈する症例にしばしば観察されるが,急性型は小児では比較的稀とされる1,2).今回,筆者らはショック状態で来院し,開腹下に胃瘻造設術を施行した小児の急性胃軸捻転症の1例を経験したので報告する.
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