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特集 癌化学療法レジメンの選択とその根拠:乳癌・肺癌・甲状腺癌
非小細胞肺癌に対する化学療法
Chemotherapy for non-small-cell lung cancer
齋藤 元
1
,
小川 純一
1
Saito Hajime
1
1秋田大学医学部第2外科
キーワード:
非小細胞肺癌
,
化学療法
,
新規抗癌剤
Keyword:
非小細胞肺癌
,
化学療法
,
新規抗癌剤
pp.953-960
発行日 2003年7月20日
Published Date 2003/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101451
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非小細胞肺癌は他臓器癌と比較して予後不良であり,治療成績の改善のためにさまざまな治療法の検討が行われている.とくに化学療法は標準レジメンの確立に向けて種々の大規模臨床比較試験が行われている.その結果,現時点ではプラチナ製剤をベースとした新規抗癌剤を含む化学療法が標準レジメンと考えられている.現在はそれらのなかで投与時間,コスト,QOLや副作用などを考慮して併用新規抗癌剤を選択している段階である.術前・術後化学療法,高齢者,second lineの問題点も含め,肺癌化学療法の標準化に向けて現在進行中の臨床試験の結果が期待される.
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