病院めぐり
埼玉県厚生連熊谷総合病院外科
遠藤 正人
pp.813
発行日 2003年6月20日
Published Date 2003/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101424
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熊谷市は関東平野の中央に位置して,人口約15万人,荒川の桜並木が美しく風情豊かな町です.当熊谷総合病院は昭和20年に病床数45床,職員40名で誕生いたしました.その後,診療科を増設して現在15診療科,医師35名,322床の総合病院で,地域の基幹病院のひとつとして診療に励んでいます.とはいえ心臓血管,呼吸器科,小児外科,形成外科などの診療科はなく,他の専門病院との連携も不可欠です.
熊谷市には公立病院はなく,当院が公的病院として救急医療に積極的にかかわっています.近年,救急医療の市内受診数増加に伴い,時間外救急はますます増加の傾向を示しています.私ども外科は,病床数45床,1日平均入院患者数45人,平均在院日数20日,1日平均外来患者数70人です.熊谷医師会との病診連携のなか,外科の紹介率は30%です.当院は千葉大学の関連病院のひとつであり,外科のスタッフも先端応用外科学の医局より派遣されています.現在のスタッフは角田洋三(外科医長),遠藤正人(病棟部長),阿久津泰典,星野敏彦,久保島麻里,加賀谷暁子の6名で構成されています.
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