Japanese
English
臨床報告・1
脾リンパ管腫を併存した結腸癌に対し腹腔鏡補助下に切除した1例
A case of laparoscopy-assisted resection for colon cancer with splenic lymphangioma
外山 栄一郎
1
,
杉原 重哲
1
,
鶴田 豊
1
,
田中 睦郎
1
Toyama Eiichiro
1
1社会保険下関厚生病院消化器外科
キーワード:
脾リンパ管腫
,
結腸癌
,
腹腔鏡下手術
Keyword:
脾リンパ管腫
,
結腸癌
,
腹腔鏡下手術
pp.1357-1360
発行日 2004年10月20日
Published Date 2004/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100773
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はじめに
腹腔鏡下脾臓摘出術は1992年に報告1)されて以来,現在では脾腫のないものには脾摘術の標準術式として認められつつある2).また,結腸癌の手術においても腹腔鏡下大腸切除術も積極的に導入されるようになってきている3).今回,筆者らは結腸癌および脾転移の疑いで一期的に腹腔鏡補助下結腸切除術および脾摘術を施行し,脾腫瘍はリンパ管腫であった1例を経験をしたので,若干の文献的考察を加え報告する.
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