Japanese
English
特集 周術期の輸液と感染対策
耐糖能異常および糖尿病患者の輸液と感染症対策
Perioperative management for patients with diabetes mellitus
斎藤 慶太
1
,
本間 敏男
1
,
矢嶋 彰子
1
,
平田 公一
1
Saito Keita
1
1札幌医科大学医学部第1外科
キーワード:
糖尿病
,
周術期
,
感染症
Keyword:
糖尿病
,
周術期
,
感染症
pp.1277-1280
発行日 2004年10月20日
Published Date 2004/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100756
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
要旨:糖尿病は慢性進行性の全身性代謝障害であり,障害の程度が個々の症例により異なること,手術後にはsurgical diabetesの病態も加わることなどを考慮し,周術期には厳密な管理を必要とする.感染症と糖尿病はお互いに増悪因子であり,悪循環を形成する.外科医は糖尿病患者にみられる感染症の特徴を把握し,感染症の予防,早期発見に努める必要がある.また,感染症の発生時には迅速でかつ適切な治療を行うことが重要である.
Copyright © 2004, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.