病院めぐり
福島県立会津総合病院外科
阿部 幹
pp.724
発行日 2004年6月20日
Published Date 2004/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100649
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当院の歴史は古く,明治40年に若松衛戌病院として発足し,現在まで96年の歴史があります.当院は,戊辰戦争の白虎隊でその名が知られた会津若松市にあります.会津若松市は福島県の西北部に位置し,会津地域の中心地です.福島県立病院9病院のうち5病院が会津地域にあり,福島県立会津総合病院はその中核病院となっています.院内標榜科は18科で,一般病床,精神病床のほか,公立病院の役割としての結核病床およびSARSも含めた感染病床を兼ね備えた,病床数401床の病院です.今年から臨床研修指定病院の指定を受け,現在卒後臨床研修医を募集しています.
当院の各診療科の出身大学のほとんどは福島県立医科大学で,外科も現在は全員福島県立医科大学出身です.消化器外科・一般外科と心臓血管外科はそれぞれ福島県立医科大学の第1外科および心臓血管外科から医師派遣を受けています.現在,日本外科学会,日本消化器外科学会,日本胸部外科学会などの専門医認定施設となっています.診療は,消化器外科・一般外科として阿部 幹副院長(消化管・肝胆膵・移植・内視鏡外科・乳腺),竹重俊幸(消化管・肝胆膵・移植・内視鏡外科・乳腺),遠藤豪一(食道・呼吸器・甲状腺・乳腺・大腸肛門)と研修医1名,心臓血管外科として渡邊正明外科部長(心・血管)と派遣医1名の計6名で担当しています.今年の4月からは心臓血管外科に東北大学出身の者が常勤医師として加わり,計7名となる予定です.
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